アラサー 心の調律

アラサー会社員の毒にも薬にもならない備忘録

適応障害はHSPが原因?社会人1年目から振り返る【第一部】④

こんにちは。メガハです。

 

さて、今回も懲りずに立派な新社会人になり損ねたメガハさんの過去の話の続きです。

約1ヶ月の休職を経て、ようやく復帰の日が近づいてきたところまででしたね。

復職予定日の前日には身体もそれなりに軽くなり、本調子とまではいかないけれどなんとか仕事はできるかなといったくらいまで回復しました。
復職したら先輩方にご挨拶しないとなぁ、業務量も調整しながらまた頑張るんだと空元気に近い意気込みを胸に秘めその日は早く寝ました。

 



しかし出社当日の朝、とてつもない吐き気と動悸で目が覚めたんです。
頑張って立ち上がっても目眩でまともに歩けず、しかし身支度はしないととしゃがみ込んで髭を剃り、歯磨きはなんとかこなしました。普段はもちろん洗顔も髪のセットもしていたんですが、これが限界でした。

この時、「あれ、やっぱ治ってねーじゃん。」と絶望とパニックで気がおかしくなりそうだったのを覚えています。

貞●の如く部屋の中を這いずり回りながらなんとかスーツに着替え家を出ようと玄関のドアノブに手をかけた瞬間、目の前が真っ暗になり、なんと気を失ってしまったんです。

といっても10分くらいで気がつき、なんとかLのような歩き方をしながら電車に乗り込みました。
(当時は地下鉄を使って出勤してました)
今思えばよく職質されなかったなと自分でも思います。

しかし、出勤ラッシュ時の地下鉄、相変わらずモノスゲー混みます。とんでもなく混みます。
ラッシュ時は乗車率が200%近くになるという、思わず「日本語で頼む」とお願いしたくなるような地下鉄だったんです。

顔面蒼白のまま、その電車に乗り込みます。
しかし満員電車のため座ることはおろか、しゃがみ込むことすらできず、どんなに吐き気がしても立ち続けなければならないんです。

とてもそんな状態で電車に乗り続けることはできず、最寄のすぐ隣の駅で降りてしまったんです。
地下鉄は5分前後で次の駅に着くんですが、その5分がとんでもなく長く感じました。

ホームでしゃがんでいると駅員さんが寄ってきて、いろいろ声をかけてくれます。
駅員さんに迷惑をかけまいと、真っ青な顔で説得力ゼロの「大丈夫です。」という声を絞り出し、5分くらい休んでからまた電車に乗り込みました。
この時点で社用の携帯で、部長に出社が遅れる旨を伝えました。

しかしすぐ気持ち悪くなり、またすぐ隣の駅で降りました。会社に着くまでこの繰り返しでした。
ちなみに家の最寄から会社の最寄まで、乗り換え含めて10駅くらいあり、各停で降りては休んでを繰り返していたため。早めに家を出たとはいえ、単純計算で1時間近くはこれだけで遅れたことになりますね。あまり覚えてませんが。

明らかに常人とは異なる足取りで、なんやかんやありながらもなんとかメガハさんは会社に辿り着くわけです。
事前に連絡していたとはいえ、出社時間より30分くらいの遅刻でした。

復職初日はまず会議室に来い、と言われていたので会議室に向かいました。

2人で今後の面談をするには大きな会議室を抑えたな、とか思いながら部屋に入ってみると僕がいる部署の部長の他に、総務部の部長、そして新卒採用のイベントでたまたま東京に来ていた人事部の部長、3人が僕を待ち構えていたんです。

当然、僕は状況が飲み込めませんでした。まして、総務部の部長は顔を初めて見ましたし。

ただならぬ雰囲気で偉い人3人による尋問(という名の圧迫面談)が、入って数カ月の新入社員に対して行われることとなります。

・・・、なんかキリがいいので、少し短めですがこの辺までにしておきます。

Megaha